崇高なる人間愛 献眼を頂きました

 

◆献眼に寄せて◆保険福祉委員長 深海季夫

新南陽若山ライオンズクラブ会員、山本二雄さんの実弟、正人様が12月11日急逝されました。正人様の御母堂は当クラブが献眼活動を始めて節目の10年目にクラブ初めての献眼を頂きました。”母の献眼” と題して新南陽市広報に掲載して頂いております。又、平成27年8月26日には正人様の義兄が献眼されまた。

正人様も生前から献眼についてご理解を頂き、もしものときは、人生最後の社会奉仕は崇高なる人間愛” 献眼 でご浄土への花道を飾りたい‥‥ と言っておられました、ご家族の申し出で故人の思いが成就され有難く思います。

◆角膜障害者の実情◆

今、角膜障害で失明し暗闇の世界で社会復帰を目指ざして角膜移植を希望しておられる方は全国で3000名程度おられます。角膜は200年の寿命があり90歳の角膜を幼児に移植したとしても此の子の一生に光を届けるのです。山本正人様の角膜も一眼づつ二人の方に提供され片目ではありますが愛の光を取り戻されるのです、角膜の提供が進めば両目に光を届けることが出来るのです。

◆献眼活動への思い◆

献眼活動はライオンズクラブ以外の奉仕団体には見当たりません。1925年アメリカ・オハイオ州で開催された第9回ライオンズクラブ国際大会の記念講演に招かれた三重苦の聖女・ヘレンケラー女史の訴えに会場が総立ちになりアイバンク運動・視力フアーストをライオンズクラブの最重要奉仕活動とすることを決議し現在に至る歴史がありながら献眼奉仕が遅々として進んでいない思いがいたします・・・・・

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