献眼提供奉仕をいただきました

 

 

12月4日に新南陽若山ライオンズクラブの仲間だった澤重正輝様が天国へと旅立たれました。突然の訃報に一同哀しみにくれました。正輝様のご長男の輝昭様には喪主の立場で慌ただしい中適切なご判断により献眼に必要な手続き全てをしていただきまして無事に献眼摘出がかないました。                   正輝様は先年奥様千都理様のご逝去の際も献眼提供をされていまして、故人の遺志をご子息も充分承知の上での迅速な対応だったと思います。                                    新南陽若山ライオンズクラブが献眼活動に取り組み初めて献眼の提供を頂きましたのが18年前で同クラブ会員の山本二雄様のご母堂さまそして同じ年に松坂道夫様のご母堂さまからでした。              故人の遺志を次世代のご親族により受け継いでいただけたことにより一層の感動をいただいて我々もより一層の活動をしなければと思いを新たにいたしました。

澤重正輝様のご冥福を心よりお祈りいたします有難うございました。         合 掌

弔       辞            山 本  二 雄  

澤重正輝様のご霊前に新南陽若山ライオンズクラブ・ご会葬の皆様を代表して謹んでお別れの言葉を捧げます。この度は突然の訃報に接し、驚きとともに深い悲しみで一杯です。澤重正輝様は、詩吟の雅号は輝風と称され、また、歌謡曲もこよなく愛されました。あやめ会では先月「第八回チャリティー年末歌の祭典」を盛大に開催されましたが、主催者でありなが病院の許可が下りず、出席できなかったこと、さぞかし心残りであっただろうとお察しいたします。                                         ライオンズクラブでは積極的に活動に参加され、例会でのドネーションではグランドゴルフで優勝した事、およばなかった事、次は頑張る等、前向きなコメントがいつも綴られていて,正に私共の道しるべ的存在でありました。                                                四年前の八月、奥様千都理様の献眼をしていただきました際には「家内の角膜が人助けになるなら献眼したい。角膜だけでもこの世に残し見守っていてほしい」とそんな心境を伺いました。               このたびの正輝様の献眼に立ち会えなかったのが悔やまれてなりませんが、しかしながらご子息の輝昭様によりすべての手続きがなされ献眼が叶ったことが、本当は一番の供養だったのかもしれません。澤重さん、良い息子さんで良かったですね。これで阿弥陀様のもとにおられる千都理様とこれからも仲良く過ごされる事と確信しています。阿弥陀様のもとで、お二人念仏されることを願いお別れの言葉といたします。有難うございました。

 

 

 

 

 

 

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