❤ アイバンクとは
角膜障害で失明され、暗黒の世界で愛の光を求め角膜移植を待って居られる患者さんは全国に約3,000名居られます。さて、この人たちは角膜を移植することにより100パーセント光を取り戻し社会に復帰できるのです。
❤ 角膜とは
眼の瞳を覆った約0,5mmの透明な膜のことです。ある方は野球でキッチャーをしていて、ホームに滑り込んできた選手の砂埃をもろに目に受けて角膜を損傷されました。その他、細菌による角膜障害、思春期におきやすい病気、円錐角膜 等々あります。この様な障害がありますと角膜が濁り目の前にカーテンを下した状態で光を遮り視力が失われます。
さて、アイバンク(眼球銀行)とは厚生労働大臣の認可を受け、角膜移植希望者の環境づくり活動と眼球をお世話(斡旋)する財団のことです。山口県には県庁内の山口県医療政策課内に【公益在団法人やまぐち移植医療推進財団】があります。
❤ 献眼とは
先ずは献眼登録をして頂きます。受付窓口は《新南陽若山ライオンズクラブ》又は《やまぐち移植医療推進財団》にお申し付けください。 献眼登録されましたらご家族に献眼の意志を良くご理解頂いて下さい、せっかく尊いお気持ちがあってもご家族から申し出がなければ献眼は出来ません。
❤ 献眼の申し出 崇高なる人間愛ありがとうございます
亡くなってからご家族の申し出により献眼できます。角膜は10時間以内に摘出しなければ移植出来ませんので早急な申し出が必要です。家族が亡くなる事は人生で経験した事のない一番大きな悲しみと心の動揺のときです余程の献眼の思いがないと時期を失います。申し出は 新南陽若山ライオンズクラブ電話”080-3096-8897″ 又はやまぐち移植医療推進財団に電話して下さい “0120-12-1110”電話受付後2時間程度で担当の眼科医師が駆けつけます。
❤ 摘出場所は
自宅、病院、葬祭場、等 場所は問いません、故人の枕を高めにして湿ったタオルを瞼に覆って「乾燥を防ぐ」お待ちください。40分ぐらいで手術は終わります。摘出後は義眼を入れますので何の違和感もありません。
次回は「角膜移植とは」
新南陽若山ライオンズクラブ 山本二雄