◆会員奥様の献眼◆
平成26年8月会員奥様の献眼申し出がありました8人目の崇高なる献眼となりました。一周間前にご主人から突然電話が入ったのです。「家内の角膜が役に立つじゃろうか?」どうゆう事ですか「いや、家内が間もなくの様うなから献眼をしようと思うが実はしょっちゅう眼科へ通いよったからどうかと思う」新聞は読めるんですか「新聞は読みよるで…..」そんなら全然問題はありません。それから一周間のちにご逝去されたのです。
◆心に残る出来事◆
摘出手術が終わるまでご家族と一緒に待機していましたが後で当時のコーデネイター小野村さんが言われるには素晴らしい角膜でした、「手術の際お顔が微笑まれた様に感じました、担当の先生もそう感じられたそうです」 ※奥様の霊が崇高なる人間愛に満足されたのでしょうか※
◆ご主人の思い◆
ご夫婦は永年に亘り、奥さんは機関長、ご主人は船長として船上生活で苦楽を共にしてこられました、妻に先立たれましたが、妻は失明者に愛の光を提供し、その方の瞳を通してわしを常に見守ってくれている。と、おっしゃいます。